潰瘍性大腸炎 便秘解消

潰瘍性大腸炎の恐ろしさとは?

 

 

潰瘍性大腸炎

 

主に大腸粘膜に潰瘍やびらんができる原因不明の非特異性炎症性疾患。厚生労働省より特定疾患に指定されています。

 

 

10〜30歳ないし、50〜60歳台に多く見られ、米国での罹患数は約100万人、日本での発症年齢の多い年齢層は男性で20〜24歳、女性では25〜29歳とされているが40歳代から60歳代の発症例も増えています。平成21年度の患者数は約11万人とされ、毎年5000人程度増加している[1]。また比較的喫煙者の罹患者は少ないことが知られています。

 

 

大阪大学大学院歯学研究科の研究によれば、潰瘍性大腸炎患者の唾液中のミュータンス菌は、標準菌と異なる糖鎖を持つグルコースの側鎖を持たない高病原性株TW295 の検出率が高く、高病原性株への感染は潰瘍性大腸炎発症のリスクが高いです。

 

腸内細菌である硫化水素産生菌が産生する硫化水素が潰瘍性大腸炎の原因ではないかとの指摘もあります。
大腸の粘膜に硫化水素を代謝する酵素が存在するが、その処理量以上の硫化水素に大腸がさらされることが潰瘍性大腸炎の原因となるのではないかとの指摘がされています。

 

硫化水素はミトコンドリアに所在するシトクロムcオキシダーゼを阻害することにより毒性を発現します。

 

 

高濃度の硫化水素に曝露されることでアポトーシス関連蛋白質であるcaspase3の活性化、ミトコンドリアからのシトクロムcの遊離が見られ、ミトコンドリアを介したアポトーシスが誘導される可能性があります。大腸粘膜を傷害するおそれのある有害な物質の発生を制御するためシソ科を中心としたいくつかの植物の抽出物を動物にあたえることで硫化水素やメタンチオールの発生を抑制することが報告されています。

 

 

イギリスで行われた調査では約3分の1のヒトがメタン菌を保有するメタン生産者です。メタンガスを作らないヒトでは、水素を利用するメタン菌の代わりに硫酸還元菌が水素や乳酸を利用して硫酸イオンを還元し、硫化水素をつくります。